【6】じゃあ実際MACアドレスってなにするのだね・・・?
長いよね・・・。わかる。
でもそんな簡単じゃないの。
頑張ってるから許して。
今回は、MACアドレスってなにすんだよってことです。(今回ちょっと長いよ)
度々出てくるこいつ。
以前、わたしはAさんネットワーク(LAN)内を例えに、
スイッチは、同じネットワーク内のPCさんたちが通信するための経由地だ
と書きました。
次にルータはネットワーク間の通信のお仕事をしてくれる存在!
と書きましたね。
ええ、ええ、そうです。そして、その前にはこちら。
同じ課の人たちだけでファイルがシェアできるとも。
その役目を果たしてるのがMACアドレスです!!!!
そう、MACアドレス(とスイッチ)があれば!!
同じLANにいるPC同士が通信できるんですよおおお!!
すごいね。
ちなみに今後とても重要になってくるIPアドレスは、ネットワーク同士の通信に必要なアドレスだょ~
はい!
その仕組みがこれ!(これ以上イラストで簡略化できなかったw)
簡単に説明すると、スイッチを介してPC-AとPC-Cが通信する図です。
スイッチはLAN内の通信の経由地なので、
「PC-A→スイッチ→PC-C」
という経路が出来てたらいいわけなので、ルータさんは今回いらないwww
詳しく書くね!
①PC-AさんはPC-Cさんにデータを送りたい…。
でもスイッチを経由しないといけないルールがある…。
てなわけで、スイッチにデータを渡します。
A「あとはまかせた」
スイッチ「おう!」
ここで、スイッチはPC-AのMACアドレスも同時に覚えることになります。
そして自分のアドレス帳に
『PC-A→×××‐△△』
とメモる!(差出し人は分かっておかないといけないみたいな)
このアドレス帳の役目がMACテーブルといいます!!!!
②スイッチさん、
「データ渡されたはいいが、”PC-C”というPCさんに渡すことしか分からんぞ…。」
と困っちゃうわけです。
だってMACテーブルにメモられてないから…( ;∀;)
なんと、この時点では、
スイッチさんは自分の下にいるPCを全部把握してないのです。
びっくりだよね、わかる、でも、まぁ、、、そんなもんなんだよw
そこで、
スイッチ「PC-Cさんってどなた~?挙手してや~!」
ってLAN内の皆さん(全PC)に一斉に聞くわけさ。
この一斉に聞く、一斉送信のことをブロードキャストといいます。
③と、そこへ
C「ワイがCやでー」
返事してくれるPCさんが見つかりました!たしかにこいつはPC-Cさんだ!
ってことで、晴れてデータが送信されました!
スイッチのMACテーブルも
『PC-C→○○○-××』と更新されました。
よかったですね、めでたしめでたし・・・・とはならず、
④コンピューター界隈では、ちゃんとPC-Aに、PC-Cに届いたことを教えてあげる通信もしてあげないといけません。
これでようやく通信が完成しました~!いぇーい!
ちなみに、PC-Bさんはブロードキャストされたとき、
B「俺じゃねぇ」
と無視するだけです。
と、まぁ、ここまで書いたけど、
例えばもし、スイッチさんがすでにMACテーブルに双方のアドレスが記載されたらどうするか。
その場合、スイッチは②のブロードキャスト(一斉送信)はせずにPC-Cだけにデータを送ります。
というわけは?
スイッチさん、実はちょっとしたフィルタリングもできるわけよ。
初回の「PC-A→スイッチ→PC-C」のときは
ブロードキャストなのでPC-Bにも一応送信するけど、
「PC-C→スイッチ→PC-A」
のときはPC-Bには何もアクション起こさずにデータ送れるわけです。
ふう。。。
そんなわけで、完全ではないけどL2通信はこんな感じです!!!
このブログ需要があるといいな。